「緑色の坂の道」vol.7023

 
    湿ったメイプル。
 
 
 
■ データを移行していると、残り時間:2日以上 と出てきた。
 初めはそういう表示になることも多い。
 USB2.0同士だからやむを得ないのだが、仕方なくその辺にあったワインを嘗め始める。 ラベルには無添加の安いワインと書いてある。確かにそういう味である。
 

「緑色の坂の道」vol.7022

 
    海で見る月。
 
 
 
■ 友人に中元というかなんというかを送った。
 世話になっているからである。
 礼のメールが来て、月蝕を眺めに真夜中の海岸に行っていたという。
 夜明けまでそこにいたんだ。
 この角度からは灯台も見えるんだぜ。
 

「緑色の坂の道」vol.7021

 
    不思議な台風。
 
 
 
■ 水原弘さんの「黄昏のビギン」という曲が好きである。
 艶を抑え、すこし投げ出すように歌うところがいい。
 この人も武勇伝の多かった方だが、今調べてみると「黒い花びら」のB面に吹き込まれていたらしい。
 ネットは便利なものだけれども、適当にしておかないと肝心なことが零れ落ちるような気がしているので、それ以上は触れない。
 

「緑色の坂の道」vol.7020

 
    夏の薔薇。
 
 
 
■ 何時だったか、また新しいメルセデスに3-400㎞ばかり乗っていた。
 今度はトランクのある奴で、昔でいう慣らし運転が終わったばかりのものだった。
 若干の機材と人を乗せ首都圏を右往左往していたのだが、自分で運転したいと思ったのは初めの行き帰りばかりで、後は助手席で寝たふりをしている。
 なんにせよ、新しいものというのはメンテの心配がない。
 

「緑色の坂の道」vol.7019

 
    リネン。
 
 
 
■ 雨の後、東京に戻ってきて暑いのに閉口した。
 夏の日の不良たちのように、ぐたぁとしている。
 くたくたになった麻のシャツを水で洗って、窓際に干した。