「緑色の坂の道」vol.7003

 
    夜の陸橋の下。
 
 
 
■ 東京の外周部にいて信号で停まった。
 上は高速である。
 水銀灯のコントラストの中に、男の影のようなものが見えた。
 

「緑色の坂の道」vol.7002

 
    11月の薔薇。
 
 
 
■ ダーク・ラムとウールの靴下。
 パルタのNo.4を二口ばかり。
 入れすぎた紅茶の色のようで、目尻に皺があった。
 

「緑色の坂の道」vol.7001

 
    曲がる柳。
 
 
 
■ アトリエというか仕事場の棚の傍に、適当な備前を置いて枝を入れてある。
 近くの花屋にあった柳のひとつだそうだ。
 放っておいたら枝から青い芽が出てきていた。雲のように曲がる。
 

「緑色の坂の道」vol.7000

 
    みんな歌いながら通り過ぎる。
 
 
 
■ 銀杏の実が落ちる音がぱらぱらっと聞こえる。
 風が吹いているのだ。
 24時間のディスカウントでは、夜だけの濃い化粧をしたレジ係が、赤い髪留めをしていた。
 受け口の睫が長い。
 

「緑色の坂の道」vol.6999

 
    スポルティーフな野郎ども。
 
 
 
■ チープなランドナーなりスポルティーフが気になっていた。
 それでどこを走るのかは決めていない。
 そう思ってネットを眺めていると、サンダル履きでランドナーに跨って近場のラーメン屋などに出向いている方がおられる。
 妙に写真の腕もいいので暫く読んでいると、DTPのことが出てきて、ああこれは編集関係の仕事をされている方だと推測した。
 

「緑色の坂の道」vol.6998

 
    午後のランプ。
 
 
 
■ 外苑西に面したところで短い打合せがあった。
 私はミントのチョコを100グラム買い、帰り際に渡した。
 外へ出ると小雨である。
 新しい靴をおろそうかと思う。