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    頭からつっこんだミニ。
 
 
 
■ キャブ仕様のミニが頭から突っ込んでいた。
 お、と思って眺めたのだが、充分に手入れされ、また適度にやれてもいる。
 その日は不思議に964のポルシェ、それも初期型が停まっていて、ビニールを下げて出てくると、私と同世代の奥様がそれに乗り込まれる。
 色は鮮やかな原色。やや塗装が荒れているところがまた、年季が入っている。
 ナニモノなんだろうなあ。
 奥様なんだけれども。


    頭からつっこむ。
 
 
 
■ やや高級とされているスーパーの駐車場に入れる。
 その時は別の車だったので、頭から入れた。
 
 
 
■ メルセデスの280SLが現役だった頃、女優の誰かさんがそれに乗られている。
 日活のスター。そうあの方だという話だ。
 駐車場で同じように頭からつっこんで、後は知らん顔。
 当時、車止めがあったのかどうか。フロントはそう低くもないだろうが、BMWのアルピナ辺りだったら確実にスポイラーを壊すのだろう。
 パーツ、出てこないかも知れない。

 
    おつかれさまです。
 
 
 
■ いつもどのあたりで買い物されているんですか。
 んん、その辺りです。
 なにか拘りがあるんですか。
 ええ、色とサイズと値段です。
 
 
 
■ などという会話をショップの方(男女雇用均等法)と交わした。
 それでいいのかという気も後からは僅かにする。

 
    セーターと手袋 4.
 
 
 
■ 気に入ったものしか着ない。
 という方は案外多いような気がする。
 ちょっと浮気もするけれど、どうも気分が乗らないなというようなところもあって、結局は袖を通さない。
 案外これいいんじゃないの、と側近に言われ、黙ってそれを着ているのも古くからの技なのである。

 
    セーターと手袋 3.
 
 
 
■ いい歳になると、服はバーゲンでいいんじゃないかという気がしている。
 着るものは大体決まっているし、今年は皆これですとか言われても、スマホや携帯の型番ではないのだからどうでもいいのだった。
 必要があれば路面店や銀座のデパート辺りを廻り、気に入ったものを定価で買ってくればいいだけことである。
 高いと思うこともあるのだけれども、その時に必要なのだからイタシカタないという。

 
    セーターと手袋 2.
 
 
 
■ ショップの妙齢というのはテキパキしている。
 男よりも遥かにである。
 新宿にある不思議な建物のガッコを出たのかな、と思ったりしながら、言われるままにしていた。
 近くにコインパーキングありますけど。
 でも、30分で500円とかするんだよ。
 そうですね。
 〆切間際、それで苦労していたから分かるのである。

 
    セーターと手袋。
 
 
 
■ 黒いセーターを買った。
 バーゲンだったのである。
 同じようなものはいくつも持っているが、終いに擦り切れてきてどうもいけない。
 下にシャツなどを着るのはメンド臭いので、大体丸首かハイネック、またはその亀式である。
 
 
 
■ 青山にある店に電話して、サイズありますかと尋ねる。
 ネットで調べて、簡単に取り寄せることはできるのだが、周囲に駐車場がない。
 んん、ドウシタラヨカロ。
 と、いう按配で東京駅近くで引き取ることにした。

 
    のべつ、さえずる。
 
 
 
■ のべつ情報を発信していなくてもいいじゃないか。
 という按配で、ネットなどを眺めていた。
 冷ややかというか、フムフム、イヤハヤサヨデッカー、という按配である。
 
 
 
■ 結局は身内の集まり。
 そこの教祖様になってお布施をいただくようなカラクリであるらしい。
 今ならお得。先着何名様まで、みたいなところか。
 石垣島の体験セミナーとたいして変わらない。
 仕事上ではともかく、個人的には一切そういうものを信じていないので、どうでもいいやという気分が濃い。
 毎日それじゃ、くたびれるだろうな、というところもある。

 
    海をみつめる男。
 
 
 
■ 手元にそういう写真があって、向こうは自由の女神である。
 男でも女でも、背中や横顔というのは微妙な味わいがあって絵になる。
 三陸界隈のこの時分の海を、私は実際に見たことはないのだけれども、今は大寒だ。

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