2005年12月08日
「緑色の坂の道」vol.3555
夢去りしマチカド。
■ 男というのは無駄な生き物だとおもう。
ただひとしずくのために、格好をつけたりそうでなかったり。
数年に一度だけではあるが、半ば出家したくなる師走の頃合、横浜は日の出町に泊まる。
あるいは鶯谷界隈をうろつく。
よってらゃいよ、と誘うリー・マービンが化粧したかのような元妙齢に誘われ、短い間立ち話をしたりする。
あんた、どっからきたの。
いや、北の方だよ。
邪魔して悪かったな、と自動販売機で暖かいお茶を買う。
そうもゆかないので、細く折った千円札を胸元に煙草のように落としたりする。
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