2005年09月13日
「緑色の坂の道」vol.3369
pride.
■「甘く苦い島 - Insula Dulcamara 」vol.28
は、ある意味で最も緑坂的な作品である。
読売新聞社 yominet に掲載した際、かなりの評判をとった。
評判とはつまり、この作品がいいという声が思わぬところから聞こえてきた、という意味である。
かつて、アゴスト「アート&デザイン」という質の高いデザイン誌があった。
その012号に「甘く苦い島」は特集されている。本作はその中でもやや大きく使われていた。
表紙が横尾忠則さん。その次が松永真さん。
その暫く後だったから、今考えるともっと喜んでいい話で、どうもその辺り私は鈍いところがあるようだった。
■ HDDの中から、かつて書いた青瓶の一部を転載してみる。
昨夜遅く、若いものから電話がかかってきた。
PDFを見たという。私はくたばって最後の一杯を嘗めるべきか逡巡していたところだった。
「どうしてこれが、pride なんですか」
「どうしてって言われても、そういうことなんだよ」
NYの、これはどこだったろうか。地名を忘れている。
向こうからひとりの熟年が歩いてきて、彼は帽子を被っていた。
私はほとんどノーファインダーでたった一枚だけを撮った。
この時はFD28ミリだったと思う。結果的に壁そのものにピントが合っている。
(青瓶 2213 99年)
■ 向こう側に若い男の顔がある。洋服のモデルだろうか。
手前を歩く老人は、ややうつむきながら歩いている。
彼を撮るとき、車道に飛びのいて撮ったことを覚えている。クラクションを鳴らされた。
私は、どんな風に年を取るのか。








































